肝臓と腎臓はアンモニアを無毒化します

肝臓の働きを補助してくれるアミノ酸が、オルチニンです。私たちの中にあるタンパク質はアミノ酸によって構成されていますが、このオルチニンは特殊なアミノ酸で、タンパク質にならずに遊離した状態で体内の遊離アミノ酸がもとになっています。遊離アミノ酸は血液中を漂っていて、体中を巡り各器官・臓器の正常な働きを助ける効果を持っています。このようにオルチニンは、肝臓を正常な状態に保ち、二日酔いや悪酔いを防いでくれるのです。肝臓ではオルニチンサイクルの他に、TCAサイクルと言う名前のものもあります。これは、肝細胞内のミトコンドリアで働いている代謝回路で、脂質やタンパク質、炭水化物からATP(アデノシン三リン酸)を作り出すものです。ATPというのは筋肉のエネルギー源で、まさに命を支える物資といえます。アンモニアというのは、このTCAサイクルを阻害することが分かっています。オルチニンサイクルが起きる結果、毒性のあるアンモニアが無毒な尿素になり、腎臓は負担なく簡単に尿として出してしまうことができます。しかし、オルニチンが不足しオルチニンサイクルがはたらかず、アンモニアの量が多くなりオルニチンによる処理が不十分になってくると、アンモニアを処理するために腎臓や肝臓に負担がかかってきます。オルニチンは身体で生成されない成分なので食事などを通して摂る必要があります。ただし、必要な量を全て食事で摂取するには食事の量を相当増やさないといけません。十分にオルチニンサイクルを活性化指せるために必要とされるオルチニンには個人差がありますが、1日に400mgくらいが平均的な量です。ちなみにオルチニンが豊富なしじみによってそれを摂るには、1000個以上のしじみが必要になります。肝臓は70%から80%程度が失われても、半年後には元通りに回復しているほど高い再生能力のある臓器で、多少のダメージ程度では特に異常なく機能するという特性があります。一方で、肝臓が不調でも本人がそれを自覚しないことも少なくなく、外部から症状に気づくころにはすさまじく病変が進んでしまっていることも多く、このため肝臓のことを「沈黙の臓器」と呼ぶことがあるのです。オルニチンに期待する効果は人それぞれだとは思いますが、オルニチンの効果としてよく知られているのは、肝機能を上げて回復力を高めることにより、体内に溜まった脂肪を燃焼指せることです。アルコールの飲み過ぎで、肝臓の数値の悪い方、肝機能の低下で疲れやすくなっている方、脂肪を燃やしたいダイエット中の方には、最高の成分だと言えるでしょう。シトルリンとアルギニンはどちらもアミノ酸の1種であり、ドラッグストアでもサプリメントを見かけます。オルチニンは成長ホルモン(成長を促し、代謝をコントロールする働きのあるホルモンです)の分泌を促すことでも知られていて、他のアミノ酸とオルチニンが一緒のサプリに配合されることもあります。このため身体を鍛えたい、トレーニング好きな男性にもオススメです。 健康の維持や増進に加えて、美容のため、ダイエットのために、オルチニンサプリを摂取する方も、ちかごろでは増えているようです。肝臓内でオルニチンサイクルという機能を形成し、アルコールの分解過程で、発生するアンモニアを解毒する作用もあるため、理想的なアルコール処理が可能になります。もしこの目的でオルチニンを摂取するなら、もちろん、先にサプリを飲んでからお酒を飲みましょう。遅くても酔っ払って寝てしまうまでに飲んでしまいましょう。後は眠っている間にアルコール処理が、スムーズに進みます。オルチニンには適性な摂取量があり、その目安は1日あたり500mgから1000mgほどと言われているのです。500mgと1000mgだと倍もちがいますが、人には個体差があります。ひとりひとり身体の大きさは異なりますし、内臓の処理能力も異なります。ですから適正量をしるため、摂取量を日すこしずつずらしながら、ちょうど良い量やタイミングを見極めるようにして下さい。オルチニンの主な効果は肝機能のサポートなので、お酒を飲んだアトの代謝やデトックス能力も高まります。このため、悪酔い・二日酔いの予防や、酔いが回るのを遅くしてくれるといった効果を期待できるでしょう。ただ、オルチニンサプリを飲んだからといっても、調子に乗ってお酒を飲みすぎてしまうと、かえって肝臓の状態を悪くしてしまうことになるでしょう。もっと詳しく調べたい方はこちら⇒オルニチン腎臓病